2020年2月9日、西宮青年会議所は、「防災」をテーマにした花火大会を開催します。
この花火大会は、今年、阪神・淡路大震災から25年目を迎えるにあたって、震災の犠牲者に思いを馳せるだけでなく、市民の皆様に防災に対する意識を高めてもらうという目的で開催されます。
その目的を達成するため、阪神・淡路大震災の西宮市内での犠牲者1,146人と同じ数の花火を打ち上げ、その花火1発1発に防災に関するメッセージを込めて打ち上げる企画をしました。
日本はこれまで地震や台風などの多くの自然災害に見舞われ、ときに多くの命が奪われ、甚大な被害を受けました。
もし、私たちが災害のことを知り、十分に備え、適切に行動できていれば救われた命もあるかもしれません。また、被害を小さくできたかもしれません。
防災に関しては行政が果たす役割も非常に大きいですが、私たち一人一人がこれまで経験した自然災害から学び、未来に行動につなげることが一番の防災対策だと考えます。
西宮市内の学生
※一般公募はございませんのでご了承お願いいたします。
<事前調査>
「これまで日本ではどのような自然災害が発生し、どのような被害がもたらされたか」
「そのような被害をどうすれば防ぐことができたのか」
を調査、考察していただく。
<メッセージ記入>
1.防災に関するメッセージを所定のシール2枚に書き込みます。
メッセージの内容は、「将来の自然災害から身を守るために、私たちにいま、何ができるか」を考えて記入してください。
2.想いを込めたメッセージシールを、1枚は花火に、1枚はメッセージボード(桜の木型)に貼り付けます。
※花火への貼り付けは、当団体と花火業者が別日に行います。
3.花火大会当日、皆様の想いは花火とともに冬の夜空に打ち上げられ、満開の花を咲かせた桜の木メッセージボードは会場内に展示します。
皆様のメッセージは、夜空を超えて広がっていくでしょう。今回の企画を通じて、西宮市民の防災意識が高まり、西宮市が自然災害に強いまちになることを私たちは信じています。
1月22日(水) 午後3時30分~
場所:高須中学校
内容:趣旨説明・メッセージシール配布(回収は後日)
2月初旬
場所:葛城煙火株式会社
内容:メッセージシールの花火への貼り付け作業
※こちらは安全上の理由から西宮青年会議所メンバーと花火業者で行います。
2月初旬
場所:西宮青年会議所
内容:メッセージシールのメッセージボードへの貼り付け作業
2月9日(花火大会当日)
場所:新西宮ヨットハーバー
内容:花火打ち上げ、メッセージボード展示